噛み合わせの感覚は非常に繊細です

どこで噛んだらよいのかわからない、顎が不安定だ、咬み合わせが不安定だ、口が開きにくい、顎が痛い、顎がカクカクあるいはジャリジャリという音がする、耳鳴りがする、肩や首が異様に凝る、背中、腰、膝に原因不明の痛みを持っている、偏頭痛で悩まされている、眼の奥が痛い、めまい、身体のしびれ、疲労感。
そんな症状で悩んでいませんか?

噛み合わせによる脳内伝達を示したイラスト 噛み合わせの感覚は、0.04mmの厚みを感じ取ることが出来ます。
したがって、ミクロン単位の歯の高さの異常があると、その神経情報が口から脳に送られ顎や首の筋肉に悪影響を及ぼします。筋肉はアンバランスな働きになり、特に頭を支えている筋肉に大きな影響を与えます。
頭の重さは6~8㎏ほどあり、頭を支えている筋肉の働きがおかしくなると、身体の重心が不安定になり、身体各部に余計な緊張を与えることになります。

頭位および体位の側方傾斜に伴うヒトの外側翼突筋下頭節電図の応答 頭、首、肩、背中、腰、膝などに原因不明の不調がある場合には、一度噛み合わせの検査を受けられることをおすすめします。
特に、歯科治療後にこういった不調が生じた場合には、是非ご相談下さい。
以下に論文『頭位および体位の側方傾斜に伴うヒトの外側翼突筋下頭節電図の応答』をダウンロードすることが出来ます。是非ご覧下さい。

 

論文
『頭位および体位の側方傾斜に伴うヒトの外側翼突筋下頭節電図の応答』(PDFファイル 1.690kb)



閉じる

噛み合わせの微調整

咬合紙を噛んでもらったところ ミクロン単位の咬合紙を噛んでもらい、歯全体のバランスが取れるように微調整を繰り返していきます。
10ミクロンずつ歯の高い部分を精密に調整していきます。

噛み合わせを微調整し、再度咬合紙を噛んでもらったところ

多数の咬合紙を使用した写真 多数の咬合紙を使用することにより、検査と治療が同時に行われ、短時間で噛み合わせのバランスが改善されます。
繊細な調整を行うことによって、脳に伝わっていた異常な神経シグナルが取り除かれ、顎の筋肉もリラックス出来る状態になってゆきます。

噛み合わせを微調整すると、全身の不要な緊張が取れて身体が柔らかくなることがあります。
以下の調整前と調整後を比較した写真をご覧ください。

噛み合わせ調整前1
調整前

噛み合わせ調整後1
調整後

噛み合わせ調整前2
調整前

噛み合わせ調整後2
調整後

噛み合わせ調整前3
調整前

噛み合わせ調整後3
調整後

噛み合わせ調整前4
調整前

噛み合わせ調整後4
調整後

 

オクルーザー

オクルーザーの写真 オクルーザーより取得したデータ
感圧性のある紙を噛みしめます。
感圧紙を富士フイルムが開発した光学的な技術を応用した、コンピュター装置で読み取ります。
噛み合わせが客観的に読み取れます。



閉じる

悩み1 某矯正歯科で治療を受ける、その後噛み合わせの不安定さ・腰痛で悩まされる。

一見するときれいな歯並びで問題がないかのようです。
しかし詳細な噛み合わせの検査の結果、アンバランスな歯の当たりが判明。

噛み合わせ調整前1
調整前

噛み合わせ調整後1
調整後

噛み合わせ調整前2
調整前

噛み合わせ調整後2
調整後

オクルーザーのデータ
左側の奥歯がほとんど当たっていません。咬合調整後は、左側の奥歯も噛めるようになりました。

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整前
調整前

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整後
調整後

つめもののやり変えと咬合調整で症状消失、来院回数3回。



閉じる

悩み2 某歯科医院で奥歯にセラミック冠を装着、その後噛み合わせの不安定さ、口の違和感で悩まされる。

冠のやりかえと咬合調整にて治癒。

噛み合わせ調整前
調整前

噛み合わせ調整後
調整後

オクルーザーのデータ
左側の奥歯がほとんど当たっていません。咬合調整後は、左側の奥歯も噛めるようになりました。

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整前
調整前

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整後
調整後

3回の咬合調整で、症状消失。



閉じる

悩み3 顎の痛みで悩み、某大学病院口腔外科にてスプリント治療を受けるも症状が治まらず、知人の紹介にて当院に来院。

噛み合わせ調整後

オクルーザーのデータ
極端に偏った噛み合わせです。治療後はバランスが回復されています。

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整前
調整前

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整後
調整後

3回の咬合調整で、症状消失。



閉じる

悩み4 20年前に左下奥歯にクラウンを入れる。以来、左顎関節痛が起こる。7年前より左腰付け根に持続的な痛みが生じる。整形外科にて診査するも、骨に異常なし。整骨で揉みほぐすと楽になる。

20年前に装着したクラウンの写真 矢印が20年前に装着したクラウンです。

20年前に装着したクラウンの写真 拡大してみると変色していることが分かる 拡大して見てみます。矢印に示す部が金属を磨いたような色に変色しているのが分かります。

オクルーザーのデータ
オクルーザーのデータでその部を見ると、他の所よりやや強く力がかかっているのが分かります。
全体にバランスを取るように咬合調整を行います。

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整前
調整前

オクルーザーのデータ 噛み合わせ調整後
調整後

2回の調整で症状が消失しました。



閉じる

噛み合わせ治療の効果

戻る

噛み合わせ治療の効果について

© ISHII DENTAL CLINIC. All Rights Reserved.